『CREA』 11月号である。ヨンさまのロッテ免税店の広告が表紙の(しつこいですが「さま」は名前の一部であって敬称ではない)韓流特集である。本人の写真を表紙にせず、広告看板を表紙にするってのは上手いなぁ。アングルもいいし、本人グラビアよりよほどインパクトがある。あまりの巧さについ購入。
中身もさすが『CREA』、映画特集・旅行特集を得意とするだけあって手慣れている。ヨンさまグラビアは、ぱらぱらめくって、49ページにある。この写真が表紙だったら買わなかった。
目をとおしておきたかったのは、韓国ドラマガイド。ドラマは全部見ようとおもったら、20時間は平気でかかる。レンタルで借りてくるにしても限られた時間、どのドラマがおもしろそうか、一応目星をつけておきたいので。が、特にみたい、気になるというほどのものは、今のところなし。ウォンビンもチャン・ドンゴンもいいんですけど。
ウォンビンの次回作の映画、『俺の兄貴』ってタイトル、いったいこのまま邦題になるんでしょうか? タイトルをはじめて目にしたときは上野のあたりで上映する映画かと思いました。カン・へジョンの『オールド・ボーイ』は気になる。
ところで、『POP ASIA』をみて気がついたのですが、アジアン俳優を誰彼となく「王子」と呼ぶようになったのはいつ頃からでしょうか。『CREA』がこの表現をつかっていたかは未確認。
明星の楽しみ方は人それぞれってやつですが、わたくしとしては、誰彼なくってのは違和感覚えます。ひいきにしている男明星は、間違っても「王子」ではないね。魔王様をやってのけるレスリーとか、華僑バックにお買い物をつめこんで日本から出国していく旭くんとか。謝霆鋒(ニコラス・ツェー)を「王子」といっているのはわかるんですが。この人は両親芸能人のサラブレッドで当然のように芸能人やってるし、いろいろ事件おこしてくれてるし、王道をいってますから。
日本の美男俳優に対しては「王子」なんていわないよな。自分で営業していた及川ミッチーのような例はありますが。異文化バイアス所以の現象でしょう。外見は日本人と似ていても、異国の人ってところが「王子」のミソ。