2004年09月12日

キネカ大森でのレスリー・チャン トークショー

JR大森駅近くの西友のあるビルに、キネカ大森という映画館がはいっている。スーパーやらレストランやらがひしめくビルに所在するにもかかわらずアジア映画専門館を謳い、中華・韓国スターの切り抜きが貼られていたり、現地のVCD、日本で出版された関係書籍が販売されていたり、なかなかに個性的なオタク映画館となっている。上映プログラムも、客のしっかり入る東宝系ロードショーをおさえつつ、お好きな人でないと足を運ばないであろうアジア映画をレイトショー、ロードショーでかけてくれる。

この映画館、たまにアジア映画がらみのイベントをやってくれる。本日は故レスリー・チャン(張國榮)の48回目のお誕生日にちなんで松岡環さんのトークショーのあと、『欲望の翼』の上映であった。

入場料はお誕生日ということで1000円。映画館のスクリーンの前には松岡さんが持ってきたレスリーのパネルが飾られている。小さな写真にケーキとワインも供えられている。来場者にもワインとお菓子が気持ちばかりふるまわれる。松岡さんが香港で買ってきたというお菓子もあった。心づくしがいい。会場はレスリーファンの女性で埋め尽くされた。2,3人の友人同士で連れ立ってきている人が多い。年齢層はやや高めで40から50代とみられる人も多い。

日本のアジア芸能関係の書籍や雑誌で以前からよく名前をみかける松岡環さんである。直接話をきくのははじめてのこと。フライトアテンダントのようにお菓子を客席にふるまう姿に、仕事への姿勢みたいなものが垣間見えてとても感心する。本日のお話の中心は、死後出版された香港の出版物に書かれているレスリーの子供時代の家庭環境について。明言はされなかったもののかなりのレスリー迷というのがわかるお話しぶりであった。

映画『欲望の翼』はたぶん5,6年ぶりに観た。レスリー・チャン、マギー・チャン、アンディ・ラウ、カリーナ・ラウ、ジャッキー・チェン(学友のほうね)、トニー・レオン、それぞれがきっちり存在を主張しており、画面のざらついた美しさと相まって印象的な作品である。王家衛が撮るアンディ・ラウは抑えられていて、心情的なせつなさみたいなのも伝わってくる。レスリーはこの映画で香港電映金像奨の主演男優賞を受賞している。役どころと、生身のレスリーのイメージがあまりに重なることは、言われ尽くしている。しかし、この映画の邦題は今ひとつ。主人公となる若者たちがみていたのは欲望ではないと思うのですが。

さて、本日お誕生日だった張國榮。明星としてとんでもなくすごい人で、松岡環さんによると香港では香港文化の中での位置づけを探る試みも行われているという。私もとっても思い入れがある、別格の明星なんである。そのうち気が向いたら、つらつら書いてみたい。
posted by 夏居 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 張國榮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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キネカ大森でのレスリー・チャン トークショー

JR大森駅近くの西友のあるビルに、キネカ大森という映画館がはいっている。スーパーやらレストランやらがひしめくビルに所在するにもかかわらずアジア映画専門館を謳い、中華・韓国スターの切り抜きが貼られていたり、現地のVCD、日本で出版された関係書籍が販売されていたり、なかなかに個性的なオタク映画館となっている。上映プログラムも、客のしっかり入る東宝系ロードショーをおさえつつ、お好きな人でないと足を運ばないであろうアジア映画をレイトショー、ロードショーでかけてくれる。

この映画館、たまにアジア映画がらみのイベントをやってくれる。本日は故レスリー・チャン(張國榮)の48回目のお誕生日にちなんで松岡環さんのトークショーのあと、『欲望の翼』の上映であった。

入場料はお誕生日ということで1000円。映画館のスクリーンの前には松岡さんが持ってきたレスリーのパネルが飾られている。小さな写真にケーキとワインも供えられている。来場者にもワインとお菓子が気持ちばかりふるまわれる。松岡さんが香港で買ってきたというお菓子もあった。心づくしがいい。会場はレスリーファンの女性で埋め尽くされた。2,3人の友人同士で連れ立ってきている人が多い。年齢層はやや高めで40から50代とみられる人も多い。

日本のアジア芸能関係の書籍や雑誌で以前からよく名前をみかける松岡環さんである。直接話をきくのははじめてのこと。フライトアテンダントのようにお菓子を客席にふるまう姿に、仕事への姿勢みたいなものが垣間見えてとても感心する。本日のお話の中心は、死後出版された香港の出版物に書かれているレスリーの子供時代の家庭環境について。明言はされなかったもののかなりのレスリー迷というのがわかるお話しぶりであった。

映画『欲望の翼』はたぶん5,6年ぶりに観た。レスリー・チャン、マギー・チャン、アンディ・ラウ、カリーナ・ラウ、ジャッキー・チェン(学友のほうね)、トニー・レオン、それぞれがきっちり存在を主張しており、画面のざらついた美しさと相まって印象的な作品である。王家衛が撮るアンディ・ラウは抑えられていて、心情的なせつなさみたいなのも伝わってくる。レスリーはこの映画で香港電映金像奨の主演男優賞を受賞している。役どころと、生身のレスリーのイメージがあまりに重なることは、言われ尽くしている。しかし、この映画の邦題は今ひとつ。主人公となる若者たちがみていたのは欲望ではないと思うのですが。

さて、本日お誕生日だった張國榮。明星としてとんでもなくすごい人で、松岡環さんによると香港では香港文化の中での位置づけを探る試みも行われているという。私もとっても思い入れがある、別格の明星なんである。そのうち気が向いたら、つらつら書いてみたい。
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