2006年07月26日

日本のドキュメンタリー番組をたまに見ると

滅多に更新せず、更新したかと思えば能天気なことばかり書き連ねているのだが、日本国内でおきていることを取り扱ったテレビ番組について少々。

ここんところ、日本の国営放送が深刻な現代日本の問題点をとりあげた番組を放映している。
まずは「ワーキングプア」を扱ったドキュメンタリー。取り上げられているのは、30代半ばと50代の都市生活者、東北地方の農家に商店主。真面目・実直な市井の人々なんであるが、食っていくのがやっとなんである。それから福祉施設の子供たち。さまざまな考え方の学者のコメントもあり。
簡単に論じることは、非常に難しい。が、まず現実として日本に明らかな貧困層にあたる人々が少なからずいることは認識しなければならない。
20年くらい前とは社会のシステムが明らかにかわっている。取り上げられていた「ワーキングプア」と呼ばれる人々はそれに伴う変化についていけなかった者、振り落とされた者といえる。競争型となり経済にいっそう価値をおくようになった社会なんであるが、市井の人間としてはその良し悪しやらについてあれこれいう前に生き延びていかねばならないのも現実である。ひとごとでは決してない。また子供や若者に対して、対応能力を身につけさせることは社会や大人の仕事である。

さらにもう1本、「女性のうつ病」特集のドキュメンタリー。番組のつくりかたは「ワーキングプア」と同じでうつ病に苦しむさまざまな人々の日常の映像とスタジオからのコメントで構成されていた。うつ病も、社会システムの変化と密接に関係している。うつ病は自殺につながる。うつ病の患者も貧困層の人々と同じく、その原因を個人の弱さだけとするのではなく、社会構造や環境についてもより考察していき対策を議論する必要がある。またこれだけ一般的な病気になってくると、自分の場合、家族の場合、知人・友人の場合と、一人ひとりが対応していかねばならない。これまたひとごとでは決してない。現に周りにうつで治療をうけている知人・友人が何人かいるわけであるが。

「ワーキングプア」にしても「うつ病」にしても、自己責任のひとことでそのままほっとくと社会を構成する市井の人々がすさんで国が破綻する。また、自分がその立場にならんとも限らない。今のところ経済的にそこそこやっていける立場にある者でも、リスクへの対応は頭においておくべき社会なのではなかろうか。
posted by 夏居 at 23:40| Comment(27) | TrackBack(2) | そのほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

祝「薔薇のために」BS日テレ放映決定!

『流星花園』メルマガVol.102によると、かの台湾ドラマ『薔薇のために』がBS日テレで放映決定とのことである。拍手。
かの吉村明美の名作漫画を、原作に徹底的に忠実に再現した連続ドラマなんである。原作はすごく衝撃的。やさしさとか愛とか、照れくさくなるような事柄をギャグと漫画的展開のオブラートにくるみながらまっすぐ提供してくるような漫画なのだ。背景には作者の洞察が感じられる。原作がよければ役者もがんばった。ジョセフ・チョンはこの作品で一躍トップスター。メルマガのボヘミアン氏も肩入れする、『流星花園』とならぶ名作台湾ドラマなのである。

下のとおり、スカパーの衛星劇場で放映されているというんで気になってはいたのだが、週1時間のためにスカパー契約するのはねぇ、というわけで見送り、他の放送局からの放映を待ち望んでいたのだった。BS日テレの目の付け所のよさに感心。
posted by 夏居 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 中華明星そのほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

Vanness@東京

はや1週間、である。あちこちのブログにレポートがあがっているがVAN-DALISM in TOKYO と題してF4のヴァネス・ウーこと呉建豪氏のソロ・コンサートが7/8(土),9(日)と開催されたのだった。

はじめ入手したチケットは8日公演分。まぁまぁの席だったのだが8日どうしても都合がつかなくなりあきらめて売り払ったのが公演1週間前。縁がなかったものとしてあきらめるか、と思ったもののあきらめきれず、9日チケットを物色しはじめ、オークションで昼公演の2階席を入手したのが公演5日前。どうせ行くなら追加公演も、とチケットを探すもオークションだといい席は数倍の価格になっている。ちと入札してみたりしたものの、気力続かず。そんなこんなしてたところネットサーフィンでチケットBBSなるものにいきつき、1階席を定価で譲ってくれる人と連絡をとれたのが公演前日。てなわけで、チケット入手が一苦労だったのであった。
まったくもって、いつの間にこんなことになったんだか。アジアでF4を知らないのは北朝鮮と日本くらい、なんていっていたのが2年前。世の中の動きというのは恐ろしい。が、もちろん、この人気の盛り上がりがなければ呉建豪単独東京公演なんてありえなかったわけなのである。

なんてしみじみしながら9日の2公演。建豪君、チケット争奪戦に恥じぬステージであった。構成も練られていて飽きさせない。上半身裸で、踊る、歌うのエンターテイナーぶりを発揮してきらきら輝いていた。日本語の歌も違和感なく歌いこなす。やっぱりよかったのが、夜公演・アンコールでのカンタとの競演。スター二人で盛り上がるのなんの。これからっていうユニットであるからにして、勢いがいい。曲もいいし。無理して追加公演みた甲斐あったというもの。

呉建豪・単独公演・今の日本・東京国際フォーラム、実にうまい組み合わせ。タイミングをうまく掴むって、こういうことをいうんだろうなぁ。これで間違いなく、この人は自信をつけてさらにステップアップする。
posted by 夏居 at 23:46| Comment(1) | TrackBack(0) | F4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

日本のドキュメンタリー番組をたまに見ると

滅多に更新せず、更新したかと思えば能天気なことばかり書き連ねているのだが、日本国内でおきていることを取り扱ったテレビ番組について少々。

ここんところ、日本の国営放送が深刻な現代日本の問題点をとりあげた番組を放映している。
まずは「ワーキングプア」を扱ったドキュメンタリー。取り上げられているのは、30代半ばと50代の都市生活者、東北地方の農家に商店主。真面目・実直な市井の人々なんであるが、食っていくのがやっとなんである。それから福祉施設の子供たち。さまざまな考え方の学者のコメントもあり。
簡単に論じることは、非常に難しい。が、まず現実として日本に明らかな貧困層にあたる人々が少なからずいることは認識しなければならない。
20年くらい前とは社会のシステムが明らかにかわっている。取り上げられていた「ワーキングプア」と呼ばれる人々はそれに伴う変化についていけなかった者、振り落とされた者といえる。競争型となり経済にいっそう価値をおくようになった社会なんであるが、市井の人間としてはその良し悪しやらについてあれこれいう前に生き延びていかねばならないのも現実である。ひとごとでは決してない。また子供や若者に対して、対応能力を身につけさせることは社会や大人の仕事である。

さらにもう1本、「女性のうつ病」特集のドキュメンタリー。番組のつくりかたは「ワーキングプア」と同じでうつ病に苦しむさまざまな人々の日常の映像とスタジオからのコメントで構成されていた。うつ病も、社会システムの変化と密接に関係している。うつ病は自殺につながる。うつ病の患者も貧困層の人々と同じく、その原因を個人の弱さだけとするのではなく、社会構造や環境についてもより考察していき対策を議論する必要がある。またこれだけ一般的な病気になってくると、自分の場合、家族の場合、知人・友人の場合と、一人ひとりが対応していかねばならない。これまたひとごとでは決してない。現に周りにうつで治療をうけている知人・友人が何人かいるわけであるが。

「ワーキングプア」にしても「うつ病」にしても、自己責任のひとことでそのままほっとくと社会を構成する市井の人々がすさんで国が破綻する。また、自分がその立場にならんとも限らない。今のところ経済的にそこそこやっていける立場にある者でも、リスクへの対応は頭においておくべき社会なのではなかろうか。
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2006年07月25日

祝「薔薇のために」BS日テレ放映決定!

『流星花園』メルマガVol.102によると、かの台湾ドラマ『薔薇のために』がBS日テレで放映決定とのことである。拍手。
かの吉村明美の名作漫画を、原作に徹底的に忠実に再現した連続ドラマなんである。原作はすごく衝撃的。やさしさとか愛とか、照れくさくなるような事柄をギャグと漫画的展開のオブラートにくるみながらまっすぐ提供してくるような漫画なのだ。背景には作者の洞察が感じられる。原作がよければ役者もがんばった。ジョセフ・チョンはこの作品で一躍トップスター。メルマガのボヘミアン氏も肩入れする、『流星花園』とならぶ名作台湾ドラマなのである。

下のとおり、スカパーの衛星劇場で放映されているというんで気になってはいたのだが、週1時間のためにスカパー契約するのはねぇ、というわけで見送り、他の放送局からの放映を待ち望んでいたのだった。BS日テレの目の付け所のよさに感心。
posted by 夏居 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 中華明星そのほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

Vanness@東京

はや1週間、である。あちこちのブログにレポートがあがっているがVAN-DALISM in TOKYO と題してF4のヴァネス・ウーこと呉建豪氏のソロ・コンサートが7/8(土),9(日)と開催されたのだった。

はじめ入手したチケットは8日公演分。まぁまぁの席だったのだが8日どうしても都合がつかなくなりあきらめて売り払ったのが公演1週間前。縁がなかったものとしてあきらめるか、と思ったもののあきらめきれず、9日チケットを物色しはじめ、オークションで昼公演の2階席を入手したのが公演5日前。どうせ行くなら追加公演も、とチケットを探すもオークションだといい席は数倍の価格になっている。ちと入札してみたりしたものの、気力続かず。そんなこんなしてたところネットサーフィンでチケットBBSなるものにいきつき、1階席を定価で譲ってくれる人と連絡をとれたのが公演前日。てなわけで、チケット入手が一苦労だったのであった。
まったくもって、いつの間にこんなことになったんだか。アジアでF4を知らないのは北朝鮮と日本くらい、なんていっていたのが2年前。世の中の動きというのは恐ろしい。が、もちろん、この人気の盛り上がりがなければ呉建豪単独東京公演なんてありえなかったわけなのである。

なんてしみじみしながら9日の2公演。建豪君、チケット争奪戦に恥じぬステージであった。構成も練られていて飽きさせない。上半身裸で、踊る、歌うのエンターテイナーぶりを発揮してきらきら輝いていた。日本語の歌も違和感なく歌いこなす。やっぱりよかったのが、夜公演・アンコールでのカンタとの競演。スター二人で盛り上がるのなんの。これからっていうユニットであるからにして、勢いがいい。曲もいいし。無理して追加公演みた甲斐あったというもの。

呉建豪・単独公演・今の日本・東京国際フォーラム、実にうまい組み合わせ。タイミングをうまく掴むって、こういうことをいうんだろうなぁ。これで間違いなく、この人は自信をつけてさらにステップアップする。
posted by 夏居 at 23:46| Comment(1) | TrackBack(0) | F4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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