本日も渋谷。ひょんなことでお友達になったF4迷総勢6名でパルコ展に出向く。お祭りが始まってからスペイン坂を登るのはじめて、という迷と一緒にスペイン坂をいくのは楽しい。えらいことになってる、ということを改めて認識できる。パルコ一周のお散歩、楽しさは共有されて増幅される。
FM東京のスタジオの前で昨日の感激を反芻する。目が合ったと錯覚する迷、多数の模様。
自分に向けられるほんの一瞬の嬉しそうな顔。それこそ、恋の歓びであろう。うむ。これを仔は、1500人以上といわれるギャラリーに与えてくれたんである。若干23歳。先はまだまだ長く、これからますます磨きがかかってくるに違いない。
パルコの壁画の前では通りがかりのおじさんたちが「あれ誰?」「台湾のF4って人気らしい」なんて会話をしている。パルコ大成功。
中華明星で、日本でここまでお祭りになったのは仔およびF4がはじめてといってよかろう。
思い出すのは張國榮。レスリーは別格、凄かった。日本の迷達は熱烈で、みな彼の世界を愛し、今でも愛し続けている。アクション系やお色気系以外の中華系の大明星が、日本で広く認知されるようになったのはここ10年でないかと思うんだが、その先鞭をつけたのがレスリー・チャンであろう。
が、レスリー・チャンには、日本の街中に巨大看板が出現したり、ポスターがあふれる機会はなかった。週刊誌『AERA』の表紙になり、中吊りが電車の中をにぎわすことはあったが、主体はあくまで雑誌だった。張國榮本人が、派手に無防備に日本で売り出されることはなかった。
対してF4。若いこととか、魅力の異なる4人が揃っていることとか、誰でもとっつきやすい。このあたりが一般への売り出し成功への勝因か。やっぱ若いってのは色がついてないってことで、モデルとして使いやすい。また、誰でも気軽にみることができるTVの影響、絶大なり。そして、間違いなく、時代は進んでいる。
さてはて、これからF4人気、そして中華明星人気が日本でどこまでいくか、とても楽しみ。
ざわめいていたのが落ち着きを取り戻したようにみえる仔が帰ったあとの渋谷。F4展も入場制限なしでゆっくりみることができる。