2004年12月24日

上海のコンビニにて仔仔キャンディに遭遇

そういうわけで上海にいるのです。
コンビニににて、仔仔の飴の小袋が一袋3元ちょっとで売られているのを見つける。ちなみに一元は14円ほど。この飴、上海の会社がつくってるのね。
もちろん購入。中身は普通のソフトキャンディでした。思わず大量購入して小売することを考えるのでした。個々の飴の包装には仔仔はついてません。
posted by 夏居 at 17:54| Comment(3) | TrackBack(0) | F4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月22日

更新停滞延長の予定

ここのところ更新停滞著しく、たまに遊びにきてくれている方には申し訳ない。『部屋においでよ』も録画しっぱなしで二話以降みていない状態なんである。F4脇役だし、話にあんましいれこんでないし、ってところもあるんだが。

これからしばらく上海におでかけのため、再開は1月中旬以降の予定。永遠の初級中国語をブラッシュアップするのが目的だが、実質休暇である。台湾ドラマのCDやVCDはとりあえずみてくるつもり。しかし、なにも下準備できてないぞ。どこになにがあるとか。

巷では朱考天氏関連のイベントが続くようだが、参加は難しそうでかなり残念。
posted by 夏居 at 02:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月13日

『F2A』vol.5 ようやく入手

品切れ続出の『F2A』vol.5、某都内ターミナル駅の大型店でようやく発見。26ページの薄い冊子のわりには690円とよいお値段がしますがどの記事も読み応えあり、オールカラーで充実してます。Free Access Asia編集部なるところ、大阪市にあるとのことです。大阪発の雑誌コードをとっていない雑誌ですがなかなかに頑張ってます。地方発の専門誌というのもありなのね。

さてKen Chuインタビューが目玉記事なわけですが、Kenちゃん、日本を美化しすぎですな。ただ、芸能人にとって日本は仕事しやすいところ、というのはおそらくそのとおりなんでしょう。日本人が中国(特に大陸)芸能界で仕事するのはとてもたいへん、ということの逆ですね。そのほか旭くんのアルバム関係の台湾レポートもあり。小さな活字で記事を詰め込んであるのは私好みですが、老眼の人にはつらいかも。

張國栄の半生のミュージカルを北京で上演なるニュース。主演俳優はレスリーの歩き方や視線を身につける訓練をうけたとかって、おい。主演俳優の陳志朋って、ニッキー・ウーといっしょに台湾で小虎隊やってた人かね? 3月に上海で初演だったそうです。そのときのニュースはこちら。似てはいるし芸歴もある人だけどね。没後1年で他人が演じるのは性急に思えるんですが、舞台の出来にもよる。
そういや小虎隊って10年前の台湾アイドルボーイズグループ、F4の大先輩ともいえる。
posted by 夏居 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月12日

『シルヴィア』ありがちな煮詰まり夫婦かも

夫にのめり込んで精神のバランスを崩す妻と、そんな妻から逃げるように浮気に走る夫。私の周りにも一歩手前の夫婦がいたりする。ありがちなカップルである。
ここで妻はピュリッツアー賞作家のシルヴィア・プラス、夫は桂冠詩人テッド・ヒューズ。文才が認められた美男美女だから、始末に悪くて映画になってしまったりする。

シルヴィアの生年は1932年。1963年にオーブンに頭をつっこんでガス自殺している。世に認められた夫と二人の子供とイギリスの田舎での生活、なんてのに満足できないところが創造の原動力になっているわけなんだけど、作品が認められたのは死後のこと。映画から読みとれる物語からは、彼女が生前幸福感を感じていたのはほんのわずかな時間であったとしか思えない。

「常に自分が不満なの」ってところから生み出される作品は人々の心を動かす力を持つ。が、常に満たされないものをかかえている当人は疲弊する。そうやって自分を世に問いかけている人ってのは、有名無名および手段を問わず実に沢山いる。映画になるまでの作品を残すようならば、端から見ていてまだ救いがあるが、たどり着く以前に倒れてしまう人も大勢いる。
そのへん実生活でそれなりにみているうちに、凡庸でも手の届く範囲で問うていきたいと思うようになったのは年を経て人間丸くなったということか、と個人的感慨を少々。

主演はグウィネス・パルトロウ。シルヴィアの学生時代はどこがいいのかよくわかんないが、結婚後の狂気がはいる時代ではぐっと魅力を増して美しくなる。嫉妬にまみれて客をもてなしたり、編集者を誘惑しようとしたり、アパートの管理人に父親を求めてみたりの変化ぶりが様になっている。にもかかわらず、作品として今ひとつこぢんまりとした印象なのは、芸術家としての姿よりも結婚生活に悩む普通の女の姿を強調した脚本のためか。

ここのところ欧米系映画では女性伝記ものが目につく。思い当たるだけでも『ヴェロニカ・ゲリン』、『フリーダ』、『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』など。主演女優の熱演故の佳作が多い。


『シルヴィア』
監督:クリスティン・ジェフズ (2003年 イギリス・アメリカ)
posted by 夏居 at 02:37| Comment(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月06日

『部屋においでよ Come to My Place』はじまりました

F4全員脇役で出演という粋なドラマ『来我家[口巴]』がBS日テレではじまりました。本屋で原秀則の原作文庫本が「BS日テレでドラマ化」とか帯かけて売られていたが、いいんだろうか。ドラマ化はドラマ化でも台湾でってことをひとことも断らなくても。

『花様年華』やら『少林サッカー』やらアラーキーの写真集やら、小物が楽しい。仔仔の主題歌もよろしいです。主人公の同級生の一人に『流星花園』の青池和也くんをやった役者さんが扮している。第一話ではヴァネと旭がでてきた。


さてはて。巷で話題になっている『F2A』なる雑誌、渋谷のタワレコにはNo.4は数冊あったがNo.5は品切れとのこと。考天効果だ、きっと。
タワレコの近所の中華屋さんにドラマ『薔薇之恋』について問い合わせるも、お店の方には初耳だったよう。日本でF4に続くのは、鄭元暢か祐祐かと踏んでるんだが、まだ早すぎるのか。
通販で入手できないこともなさそうだが、うむ。
posted by 夏居 at 02:01| Comment(0) | 単行本・マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月05日

『中国魅録 「鬼が来た!」撮影記録』

カンヌ大好き日本人、カンヌ映画祭で賞を取った映画は結構話題になって大々的に宣伝される。『鬼子来了! (鬼が来た!)』は2000年のカンヌ映画祭でグランプリを取ったのに、主演は日本人の香川照之というのに、地味に単館で上映されておわってしまった作品である。
そりゃそうだよな。中国人が監督で、第二次世界大戦中の日本軍の兵隊が主人公だもんな。戦争やって上陸している中国で、農村に住み込んでとけ込んでしばらく生活したんだけど、やっぱり日本軍に帰っていく、てな話だもの。別に反日映画ってわけでもないけど、戦争の狂気はしっかり描かれてる、と私は思うんだが、戦時中の日本軍がなにをやったかって話は結構デリケート。このご時世、派手に宣伝するのは難しかろう。

さてはて映画の内容はおいといて、撮影中ぶち切れそうだった香川照之による日記をまとめたのが本書。4ヶ月、中国人スタッフらと共に過ごしたというが、日本の映画撮影の常識はまったく通用しない世界なんである。
読むだにすさまじい。衣装をなくす衣装部だとか、オートリバースのカセットテープレコーダーの使い方がわからない助監督だとか。言葉は通じず通訳はいい加減。宿ではお湯がでたりでなかったり、メイドたちは客の歯ブラシを捨ててその上に痰をはくありさま。映画ではロバと馬のファックシーンがでてくるが、これは合成ではなく、媚薬を使って無理矢理撮影したものだという。そんな現場を一人で仕切っていたのが監督の姜文。
中国おそるべし、なんである。無茶苦茶な人たちから映画が生まれる過程が記録されている。

国情のちがいというのはまだまだあって、それらは明らかに画面にあらわれる。東アジアといえども文化の違いやら人の考え方の違いというは少なからずある、というのはあちこち旅行していても感じられることである。仕事として滞在するとそれらの違いがストレスとしてのしかかるというのは当然のことであろうが、そのストレスを映画にとりこんで昇華させる手法には恐れ入る。おそらくは結果的なものなんだろうけど。

香川照之、常に怒ってるんだが、一方で映画への愛情のようなものが伝わってくる。その情熱に呑まれてもう一度、『鬼が来た!』を見たくなってくるのであった。



『中国魅録 「鬼が来た!」撮影記録』
香川照之 著 キネマ旬報社 2002年4月(本体 2000円)
posted by 夏居 at 01:23| Comment(0) | 単行本・マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月24日

上海のコンビニにて仔仔キャンディに遭遇

そういうわけで上海にいるのです。
コンビニににて、仔仔の飴の小袋が一袋3元ちょっとで売られているのを見つける。ちなみに一元は14円ほど。この飴、上海の会社がつくってるのね。
もちろん購入。中身は普通のソフトキャンディでした。思わず大量購入して小売することを考えるのでした。個々の飴の包装には仔仔はついてません。
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2004年12月22日

更新停滞延長の予定

ここのところ更新停滞著しく、たまに遊びにきてくれている方には申し訳ない。『部屋においでよ』も録画しっぱなしで二話以降みていない状態なんである。F4脇役だし、話にあんましいれこんでないし、ってところもあるんだが。

これからしばらく上海におでかけのため、再開は1月中旬以降の予定。永遠の初級中国語をブラッシュアップするのが目的だが、実質休暇である。台湾ドラマのCDやVCDはとりあえずみてくるつもり。しかし、なにも下準備できてないぞ。どこになにがあるとか。

巷では朱考天氏関連のイベントが続くようだが、参加は難しそうでかなり残念。
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2004年12月13日

『F2A』vol.5 ようやく入手

品切れ続出の『F2A』vol.5、某都内ターミナル駅の大型店でようやく発見。26ページの薄い冊子のわりには690円とよいお値段がしますがどの記事も読み応えあり、オールカラーで充実してます。Free Access Asia編集部なるところ、大阪市にあるとのことです。大阪発の雑誌コードをとっていない雑誌ですがなかなかに頑張ってます。地方発の専門誌というのもありなのね。

さてKen Chuインタビューが目玉記事なわけですが、Kenちゃん、日本を美化しすぎですな。ただ、芸能人にとって日本は仕事しやすいところ、というのはおそらくそのとおりなんでしょう。日本人が中国(特に大陸)芸能界で仕事するのはとてもたいへん、ということの逆ですね。そのほか旭くんのアルバム関係の台湾レポートもあり。小さな活字で記事を詰め込んであるのは私好みですが、老眼の人にはつらいかも。

張國栄の半生のミュージカルを北京で上演なるニュース。主演俳優はレスリーの歩き方や視線を身につける訓練をうけたとかって、おい。主演俳優の陳志朋って、ニッキー・ウーといっしょに台湾で小虎隊やってた人かね? 3月に上海で初演だったそうです。そのときのニュースはこちら。似てはいるし芸歴もある人だけどね。没後1年で他人が演じるのは性急に思えるんですが、舞台の出来にもよる。
そういや小虎隊って10年前の台湾アイドルボーイズグループ、F4の大先輩ともいえる。
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2004年12月12日

『シルヴィア』ありがちな煮詰まり夫婦かも

夫にのめり込んで精神のバランスを崩す妻と、そんな妻から逃げるように浮気に走る夫。私の周りにも一歩手前の夫婦がいたりする。ありがちなカップルである。
ここで妻はピュリッツアー賞作家のシルヴィア・プラス、夫は桂冠詩人テッド・ヒューズ。文才が認められた美男美女だから、始末に悪くて映画になってしまったりする。

シルヴィアの生年は1932年。1963年にオーブンに頭をつっこんでガス自殺している。世に認められた夫と二人の子供とイギリスの田舎での生活、なんてのに満足できないところが創造の原動力になっているわけなんだけど、作品が認められたのは死後のこと。映画から読みとれる物語からは、彼女が生前幸福感を感じていたのはほんのわずかな時間であったとしか思えない。

「常に自分が不満なの」ってところから生み出される作品は人々の心を動かす力を持つ。が、常に満たされないものをかかえている当人は疲弊する。そうやって自分を世に問いかけている人ってのは、有名無名および手段を問わず実に沢山いる。映画になるまでの作品を残すようならば、端から見ていてまだ救いがあるが、たどり着く以前に倒れてしまう人も大勢いる。
そのへん実生活でそれなりにみているうちに、凡庸でも手の届く範囲で問うていきたいと思うようになったのは年を経て人間丸くなったということか、と個人的感慨を少々。

主演はグウィネス・パルトロウ。シルヴィアの学生時代はどこがいいのかよくわかんないが、結婚後の狂気がはいる時代ではぐっと魅力を増して美しくなる。嫉妬にまみれて客をもてなしたり、編集者を誘惑しようとしたり、アパートの管理人に父親を求めてみたりの変化ぶりが様になっている。にもかかわらず、作品として今ひとつこぢんまりとした印象なのは、芸術家としての姿よりも結婚生活に悩む普通の女の姿を強調した脚本のためか。

ここのところ欧米系映画では女性伝記ものが目につく。思い当たるだけでも『ヴェロニカ・ゲリン』、『フリーダ』、『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』など。主演女優の熱演故の佳作が多い。


『シルヴィア』
監督:クリスティン・ジェフズ (2003年 イギリス・アメリカ)
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2004年12月06日

『部屋においでよ Come to My Place』はじまりました

F4全員脇役で出演という粋なドラマ『来我家[口巴]』がBS日テレではじまりました。本屋で原秀則の原作文庫本が「BS日テレでドラマ化」とか帯かけて売られていたが、いいんだろうか。ドラマ化はドラマ化でも台湾でってことをひとことも断らなくても。

『花様年華』やら『少林サッカー』やらアラーキーの写真集やら、小物が楽しい。仔仔の主題歌もよろしいです。主人公の同級生の一人に『流星花園』の青池和也くんをやった役者さんが扮している。第一話ではヴァネと旭がでてきた。


さてはて。巷で話題になっている『F2A』なる雑誌、渋谷のタワレコにはNo.4は数冊あったがNo.5は品切れとのこと。考天効果だ、きっと。
タワレコの近所の中華屋さんにドラマ『薔薇之恋』について問い合わせるも、お店の方には初耳だったよう。日本でF4に続くのは、鄭元暢か祐祐かと踏んでるんだが、まだ早すぎるのか。
通販で入手できないこともなさそうだが、うむ。
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2004年12月05日

『中国魅録 「鬼が来た!」撮影記録』

カンヌ大好き日本人、カンヌ映画祭で賞を取った映画は結構話題になって大々的に宣伝される。『鬼子来了! (鬼が来た!)』は2000年のカンヌ映画祭でグランプリを取ったのに、主演は日本人の香川照之というのに、地味に単館で上映されておわってしまった作品である。
そりゃそうだよな。中国人が監督で、第二次世界大戦中の日本軍の兵隊が主人公だもんな。戦争やって上陸している中国で、農村に住み込んでとけ込んでしばらく生活したんだけど、やっぱり日本軍に帰っていく、てな話だもの。別に反日映画ってわけでもないけど、戦争の狂気はしっかり描かれてる、と私は思うんだが、戦時中の日本軍がなにをやったかって話は結構デリケート。このご時世、派手に宣伝するのは難しかろう。

さてはて映画の内容はおいといて、撮影中ぶち切れそうだった香川照之による日記をまとめたのが本書。4ヶ月、中国人スタッフらと共に過ごしたというが、日本の映画撮影の常識はまったく通用しない世界なんである。
読むだにすさまじい。衣装をなくす衣装部だとか、オートリバースのカセットテープレコーダーの使い方がわからない助監督だとか。言葉は通じず通訳はいい加減。宿ではお湯がでたりでなかったり、メイドたちは客の歯ブラシを捨ててその上に痰をはくありさま。映画ではロバと馬のファックシーンがでてくるが、これは合成ではなく、媚薬を使って無理矢理撮影したものだという。そんな現場を一人で仕切っていたのが監督の姜文。
中国おそるべし、なんである。無茶苦茶な人たちから映画が生まれる過程が記録されている。

国情のちがいというのはまだまだあって、それらは明らかに画面にあらわれる。東アジアといえども文化の違いやら人の考え方の違いというは少なからずある、というのはあちこち旅行していても感じられることである。仕事として滞在するとそれらの違いがストレスとしてのしかかるというのは当然のことであろうが、そのストレスを映画にとりこんで昇華させる手法には恐れ入る。おそらくは結果的なものなんだろうけど。

香川照之、常に怒ってるんだが、一方で映画への愛情のようなものが伝わってくる。その情熱に呑まれてもう一度、『鬼が来た!』を見たくなってくるのであった。



『中国魅録 「鬼が来た!」撮影記録』
香川照之 著 キネマ旬報社 2002年4月(本体 2000円)
posted by 夏居 at 01:23| Comment(0) | 単行本・マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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